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起業家育成事業の7期生の開講式を行いました!

2020年6月3日、「日本財団在宅看護センター」起業家育成事業 7期生25名の開講式を初めてZoomで行いました。北海道から熊本まで全国各地の受講者18名が自宅からアクセスし、都内近郊からは受講者7名が来訪しました。全国各地で起業した多数の修了者も訪問の合間に駆け付け、華々しく開講式を迎えることができました。

日本財団の笹川会長より、世界で最も進んだ終末医療を受けることができる国となるように「皆さんは長い間、看護師として活躍されていましたが、これからはその看護のノウハウを持って、心優しい自立した、人々の心を掴める経営者になってほしい」と述べられました。

厚生労働省 医政局看護課 島田陽子課長からは祝辞を、日本看護協会 福井トシ子会長、日本訪問看護財団清水 嘉与子理事長からは激励のビデオレターを頂き、心強く新しい門出を迎えることができました。

福井会長より「地域で起業し在宅看護、訪問看護の可能性を広げていくことを大変心強く思う」とエールが送られた
清水理事長より「『看護師が社会を変える』ということが言えるような時代が来たことを嬉しく思う」と熱いメッセージを頂いた

修了者代表として1期生の一般社団法人 養生の代表理事 布尾智子様が、7年前の自身の受講期間を振り返り「昨日より今日、今日より明日と自分自身が成長していることを感じられる日々だった」と述べられ「オンラインで自宅から受講するという状況を生かして、開業する地域の情報収集や、ネットワークづくりに励み、全国68名の起業家とのリモートでのディスカッションをする等、この状況を有効活用してほしい」とエールを送られました。

これらの叱咤激励に対して、受講者代表 内海 壽子氏は「今年は近代看護の礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールの生誕200周年という記念すべき年であるが、新型コロナウイルスのパンデミックという厳しい荒波の中での船出となった」と述べ、「一旦仕事を退職し、この研修に人生をかけて集まった、同じ志を持つ同志。様々な困難辛苦を共に乗り越え、絆を深め、助け合いながら修練して、全員で「看護師が社会を変える」の目標に向かって歩んで参ります。」と力強く宣言されました。

開講式終了後は、訪問の合間に駆け付けた全国の起業家看護師一人一人から応援のメッセージを頂戴しました。


「同期と同じくらい縦の繋がりが心丈夫にしてくれています」と5期生武田 康子氏(開業地:広島県東広島市)
「このような大変な状況下で受講を決意された皆様を、同じ看護師として大変心強く思っています」と3期生片岡 順子 氏(開業地:北海道河東郡)

今後7期生は「看護師が社会を変える」起業家となることを目標に8ヶ月の講義・研修を受講します。

皆様のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

受講許可証授与でカメラ越しに名前を呼ばれる受講者