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ケアカフェむゆうげん

ACP(Advance Care Planning)とは、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、意思決定を支援するプロセスのことで、人生会議とも呼ばれています。

福岡県田川市で訪問看護一会(いちえ)を運営する原享子氏は、当財団の地域啓発活動助成を受け、地域住民にACPを理解いただくための啓発活動を行っています。

「ケアカフェむゆうげん」として開催された勉強会では、元気なうちに、周りに迷惑をかけず自分の納得出来る人生を生きる為のできることについて、終活トータルガイドである大内田千恵三先生よりエンディングノートの必要性などをお話いただきました。そして「もしバナカードゲーム」を通し、何が重要か、なぜ重要なのか、普段何気なく思っていることを明確にする体験をしました。このゲームは通常4人一組でやるものですが、新型コロナウイルスの感染予防のため、参加者には事前に一人でもできるルール説明書と一緒にカードを配布し、当日までに必ずゲームを体験してもらい、当日はその結果や感想を発表いただくなどの工夫を凝らしました。参加者それぞれが持つ人生観や価値観、希望に沿った医療やケアを具体化する機会となりました。

マスク・消毒・換気…感染対策が施された会場