このたび、スペイン語圏最大の電子図書館「ミゲル・デ・セルバンデス・デジタル図書館」で公開されていた、スペインのハンセン病の歴史を伝えるポータルサイト「Fontilles and leprosy in Spain」の英語版が開設されました。

Fontilles and leprosy in Spainは、ハンセン病患者の「療養型コロニー」を標榜し、20世紀初頭に設立され現存する「フォンティリアス療養所」の膨大な情報をデータベース化し、歴史的資産としてオンラインで共有できるようにしたポータルサイトです。

当財団では2017年より、同療養所の史料の保存からデジタルアーカイブ化までを支援しており、同サイト（スペイン語）の開設もその取り組みの一つです。