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「在宅看護と持続可能な社会 ~看護師が社会を変える~」がビデオ公開されました

在宅看護と持続可能な社会 ~看護師が社会を変える~

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2020年はナイチンゲールの生誕200周年でした。その記念すべき年を期して、世界中で始まったNursing Nowの一環として、私ども笹川保健財団は日本看護協会と共催でNursing Now フォーラム・イン・ジャパンを開催し、「在宅看護と持続可能な社会 ~看護師が社会を変える~」を発表しました。

■全編はコチラ

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■動画概要

看護は、保健医療専門職としての関わりに加え、人々の生活支援機能も本務とします。SDGsを目指す世界、特に超高齢社会となったわが国では、住民の健康意識の変革を含め、適正な医療資源の効果的活用による持続可能な社会を目指すためにも、看護師がなすべき役割は増大する一方です。
本分科会では、カナダ・アメリカの看護実践者・教育者・研究者による解説と、起業家看護師の実践経過から、今後の看護(師)の地域社会における役割・可能性を検討しました。

■タイトル
看護師が社会をかえる​ 看護師によるソーシャル・イノベーション​(10分)
笹川保健財団 会長 喜多悦子

「看護の年」とグローバルヘルスにおける課題:看護と在宅ケアの役割(18分)
ジュディス・シャミアン氏(前ICN 会長、元VON会長)

 看護・助産の起業:女性のエンパワメントと保健制度の強化のための投資(20分)
マーラ・サーモン氏(ワシントン大学元学部長 看護・グローバルヘルス教授兼公共政策・管理学助教授)

ケアの変容 ~看護の価値を測る~(22分)
アンドレア・バウマン氏(マクマスター大学 副学長)

看護師の地域社会介入 ~看多機の仕組みと実際~(10分)
沼崎美津子氏(在宅看護センター結の学校 管理者)

中山間地域における看護(8分)

大槻恭子氏(一般社団法人ソーシャルデザインリガレッセ 代表理事)

訪問/在宅看護から地域ケアへ ~地域・コミュニティケア、プライマリ・ヘルス・ケアへのチャレンジ~(8分)
磯野祐子氏(一般社団法人 コ・クリエーション 代表理事)

これからの看護についてディスカッション(15分)
全員

モデレーター:金谷益子氏(一般社団法人宝命 代表理事)

■Q&A

質問1. 看多機で医療依存度の高い方や在宅での看取りを希望される方のケアを行っていますが、訪問診療の医師との連携で、施設への往診について事例の中で出されていましたが、通所中の訪問診療は制度的にしばりがあることもあり、なかなか対応をしてもらえない状況があります。
地域の訪問診療の診療所等と、どのような連携をされているか教えていただけたらと思います。

➡回答. 通い時の看多機への訪問診療はできませんが、連続での泊まり利用者で前1ヶ月間で在宅診療を行なっている、または、退院後直接看多機泊まり利用の場合への往診は可能ですので、主治医にきちんと説明して緊急時の往診をお願いしています。よって、看多機の看取りもしっかり行なえております。

どうしても理解ができない在宅医とはお付き合いを控えています。更に、看多機の仕組みを知っていても法人抱え込みをしたがる在宅医もおります。その利用者さんやご家族にとって最善で最良なケアが行なえ、不利益を被らなければどちらでも良いと思いますが、結果後悔をされる方々の声を耳にすると心が痛みます。まだまだ……です。

質問2. グローバル化が進む 日本 において、 日本 国民、そし て共に 日本 国を支える永住の外国人や短期在住者が安心して暮らせる国、すなわち、すべての住人に平等な看護ケアが提供されるシステムの構築は必須だと感じております。プレゼンテーションされたスピーカーの皆様の地域では外国人の在住者の方にに対するケアの提供はどのようになっておりますでしょうか?問題が起きたときの対処方法なども?

➡回答. 利用者にはまだいませんが、地域に住んでいる外国人は挨拶をしています。英語で話すといつも日本語で返されます。ハロウインイベントの時はとても喜んでいました。また、母中国人、父米国人の子供は道で会うたびにお母さんへ「〇〇くん、大きくなりましたね」声をかけています。お母さんの名前もお互い知りませんがとてもうれしそうです。集団労働?(出稼ぎ)のアジア系の会社があり、昼はコンビニでご飯を食べる人が多くヨーグルトに白いご飯やカップラーメンが多いです。食生活が合わずつらそうです。英語がしゃべれないので、英語ができる人を見つけて仲良くなりたいです。外人が多い地域ですが問題はないです。

本ビデオに関して質問がありましたら下記宛にメールをお送りください。

community_health@shf.or.jp

担当:佐々木・山崎