講師紹介
川越　厚（かわごえ　こう）
在宅ホスピス研究所パリアン（代表）、森の診療所
【略歴】
　1973年東京大学医学部卒業。
　茨城県立中央病院産婦人科医長、東京大学講師、白十字診療所在宅ホスピス部長を経て、1994年より6年間、賛育会病院長を務め、22床の緩和ケア病棟を立ち上げた。
　2000年6月～2021年7月に主にがん患者の在宅ケアを支援するグループパリアン（2008年より医療法人社団パリアン）の代表およびクリニック川越院長を務め、訪問診療のほか訪問看護、居宅介護支援、ボランティア等のサービスを地域に提供した。2021年9月より、在宅ホスピス研究所パリアンにて研究活動を行うと共に、森の診療所（山梨県北杜市）にて在宅医療を担当している。
　主な著書に「婦人科腫瘍学」（中外医学社、1990年）、「家庭で看取る癌患者」（メヂカルフレンド社、1991年）、「家で死にたい」（保健同人社、1992年）、「在宅ホスピスケアを始める人のために」（医学書院、1996年）、「がん患者の在宅ホスピスケア」（医学書院、2013年）、「ひとり、家で穏やかに死ぬ方法」（主婦と生活社、2015年)などがある。 2010年 第６回ヘルシー・ソサエティ賞受賞、2014年NHK「プロフェッショナル　仕事の流儀」出演。